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  • 塾選びのポイントは?

    2022年7月23日

    塾をお探しの方に向けて今回は塾選びのポイントとよくある間違いや疑問を今回はご紹介していきます。

     

    塾にはどんな種類があるの?

     

     

    塾を探すときのポイントとして一番最初に考えるのは、授業スタイルではないでしょうか?

    ●学校のような集団授業。

    ●先生1人に生徒2人~3人の少人数制の授業。

    ●ACE(エース)や家庭教師のような完全マンツーマンの授業。

    ●映像の中で先生が授業をする映像授業。

    ●AIを使ってさかのぼって学習をする授業。

    など、現在は大きく分けて5つくらいの授業スタイルがあります。

    一つ一つ細かく見ていきましょう。

     

    集団授業

     

     

    塾のイメージと言えば集団塾を思い浮かべるのではないでしょうか?

    予備校や進学塾はこのようなイメージですが集団塾にもメリット・デメリットが存在します。

    メリット・デメリットを見てましょう。

     

    メリット

     

    集団授業の良い点は何といっても5教科の授業料が安価だという事ではないでしょうか?

    複数人の集団で授業を受けるので競争心や協調性が芽生えます。

    負けず嫌いな生徒、偏差値が高い生徒にはお勧めな学習スタイルです。

    高校生になると、全員一緒に学ぶ集団塾は少なくなりますが、やはり国公立や早慶上智東京理科大など私立難関を目指す生徒は予備校など集団がお勧めです。

     

    デメリット

     

    集団塾のデメリットで言えることは授業についていく事が難しい授業を成り立たせる事が難しいです。

    学校でもそうですが、クラスの10%から20%が理解できれば良しとする考えで授業を行っています。

    下に合わせないのか?という意見はあると思いますが、合わせていくと授業自体のレベルが下がり進度が悪くなります。

    ある一定以上の学力に合わせないと授業は成り立ちません。

    また、質問がしたくても恥ずかしがりの人は質問が出来ない生徒もいます。

    その点を考慮すると平均以下の生徒や内気な生徒には集団塾は向いていません

     

    少人数制の授業

     

     

    最近塾で多くなっているのがこのタイプです。

    先生が1人に生徒が2人から3人くらいが主流で、中には生徒が4人・5人の塾まで存在します。

     

    メリット

     

    先生1人に生徒2人から3人の集団塾では、少人数になるので質問は集団塾よりしやすくなります。

    同い年で授業をする、友達同士で授業をする場合は生徒はとても楽しく勉強する事が出来ます

    また、少人数制の塾の多くは90分の授業などが多く学習習慣の定着を図る事もメリットです。

     

    デメリット

     

    デメリットとして言える事は一緒に授業する生徒次第では授業にならない点です。

    大学受験生と中学1年生、高校受験生と小学校低学年などの組み合わせになると必ず片方につきっきりになります。

    90分の授業だと、45分くらいは指導されるはずですが一緒に授業する生徒次第では時間が短くなることが多いです。

    また、授業が安価に見える設定ですが、実働で考えると金額が高いと言えます。

    最近では”教えるタイミングが先生1人に生徒1人だから個別指導”と謳っている塾がありますが、同じ時間に受ける生徒の数が4人以上になれば個別指導より集団塾に近い形態です。

     

    完全マンツーマンの授業

     

     

    完全マンツーマンと言えば、家庭教師をイメージするのではないでしょうか?

    ACE(エース)も完全マンツーマンですが、家庭教師と違うところは教室で授業を行うところです。

     

    メリット

     

    完全マンツーマンのメリットは何といってもきめ細やかな指導です。

    生徒の学力や個性に合わせて授業を行うので効率よく学習することが出来ます

    また、授業時間はずっと隣にいるので質問はいつでもでき、間違える癖なども細かく指導ができます。

     

    デメリット

     

    デメリットで言えば月謝が高くなることです。

    月謝が高くなると書いていますが、少人数の塾などで実際指導を受ける時間(90分の授業でも生徒2人で受けていれば45分しか指導を受けていません。)と金額から比較すればおそらく個別の方が安くなります。

    また、メリットでもデメリットでも言える事は生徒のレベル次第では復習が主になり予習が出来ないなどもあります。

     

    映像授業

     

     

    映像授業では大手予備校をはじめ最近では多くの塾で導入されています。

    導入の背景にあるのは、高校生を指導できる先生の確保が地方では難しいという事です。

    そんな映像授業のメリット・デメリットを見ていきましょう。

     

    メリット

     

    映像授業のメリットは、スタディサプリ等では費用が安価です。

    また、何度も映像を見返せるのでわからないところは何度でも復習する事が出来ます。

    スマホ・PC・タブレットなどで視聴する事が出来るので塾に行かなくても授業を受けれるのもメリットです。

     

    デメリット

     

    大手予備校では授業料が高額になる場合が多いです。

    映像を見るという一方的な授業になりがちなので映像授業を受けて理解する能力が最低限なければ成績は伸びません

     

     

    AIを使う授業

     

     

    最近ではAIを利用した学習塾なども増えてきました。

    AIと聞くと最先端のイメージがありますが、こちらにもメリット・デメリットはあるのでしょうか?

    こちらについてもご説明します。

     

    メリット

     

    問題を解いて苦手な単元や覚えていない公式があれば、自動でさかのぼって問題を出してくれるので一番効率よく学習することが出来ます

    また、客観的に分析してくれるので理解度把握するには最適です。

     

    デメリット

     

    メリットでもありましたが、さかのぼって学習する場合は勉強時間がかなり必要となります。

    そのため、心が折れてしまう生徒も大勢います。

    AIなども一方的になってしまうので、モチベーションの維持も難しいです。

     

    自分に合った塾選び

     

     

    お子様に合った塾を探すためにはした方がいい事は。

    ①体験授業を受講し、自分と合いそうかどうかを判断する。

    ②進学実績を確認し、塾のレベルを把握する。

    と言えます。

    また、個別指導の場合はどのレベルでも対応する事は出来ますが、学校の授業についていけない場合は集団塾で対応する事は難しいと思います。

    色々な塾が乱立し、見た目では良くわからないからこそ、まずは体験授業を受講し生徒と合うかを判断しましょう。