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兵庫県の高校入試はどんな制度?
2022年7月14日今回は、兵庫県の高校入試制度についてご紹介していきます。
保護者の方々の中でも、“総合選抜“を経験している方が多く中身がよくわからないと耳にしますので、入試制度の一つ一つをご紹介します。
兵庫県の高校入試制度
兵庫県の高校入試制度には“一般選抜入試・特色選抜入試・推薦選抜入試“の3種類があります。
この3種類の選抜方法を一つずつご説明します。
一般選抜入試
一般選抜入試は、兵庫県の中学三年生が受験する一番スタンダードな方式です。
一般入試は学力検査と内申点がそれぞれ250点ずつ、合計500点満点で選抜されます。
学力検査は英語・数学・国語・理科・社会=計5教科で例年3月中旬に行われ、ここで獲得した点数に÷2をした点数が学力検査の点数となります。
続いて、内申点はどう計算されるかというと・・・。
中学校が5段階でつけた評定(通知表)を基に内申点を計算します。
基本的には中学校3年生の2学期の通知表がベースとなりますが、播磨町の場合は1月の実力考査の結果では評価が変わる事もあります。
複数志願制度
兵庫県の一般入試制度には公立高校の第一志望と第二志望を同時に受験する事ができる複数志願制度を導入しています。
この制度を導入している都道府県は珍しいため兵庫県以外の出身者には馴染みがない制度です。
特徴
願書を書く際に第一志望と第二志望を書き(第二志望を書かなくてもOK)受験することができます。
第一志望には加点があり学区によって違いますが播磨町の生徒が受験する第三学区では25点の加点があります。
受験した際、第一志望に届かなくても第二志望のボーダーをクリアしていればそちらに入学する事ができます。
合格発表の方法
合格発表では、合格者の受験番号が張り出されそこで自分の番号があるか確認します。
番号があれば合格者は教室に案内され、そこで茶封筒を渡されるそうです。
その茶封筒に入っている紙を出すと・・・。
第一志望か第二志望か、どちらの学校に合格したかが書かれています。
特色選抜入試
特色選抜入試とは、その名の通り特色ある教育を実施する高校が募集をしている入試方法です。
普通科の中でも、特色ある類型(看護や保育、教職など…)のある高校が実施しています。
高校入試では推薦入試は第一志望であることが前提となっています。
選抜方法は通知表などの書類と小論文・面接・実技で行われています。
推薦選抜入試
推薦選抜入試は普通科の学校に設置されたコースや専門学科(工業・商業・農業など)、単位制普通科、総合学科で実施されています。
特色推薦では学校長の推薦が不要な場合が多いですが、推薦選抜入試の出願には中学校長の推薦が必要となります。
単位制普通科や専門学科、総合学科は県内全域で出願する事ができます。
選抜方法では、通知表などの書類や小論文・面接をはじめペーパーテストを実施する学校もあります。
高校入試の攻略法
ACE(エース)では、過去五年間公立高校で第一志望合格者率100%となっています。
この100%を保つために実施していることは、・・・。
年に3回以上、兵庫模試を受験するようにしている事です。
兵庫模試を受験する事で偏差値だけではなく、内申点を加味した合格率がわかります。
その情報を基にどこに合格する事ができるか分析する事が可能です。
また、兵庫模試を受験するとどこが苦手で、どのような問題をよく間違えるかなど分析する事ができるので、効率よく学習する事が可能となります。
まずは気軽にご相談ください。
高校入試に限らず入試全般は情報戦です。
お子様がどのような状況か客観的な情報がわかれば志望校に落ちる確率を一気に下げることが可能です。
なかには、“志望校が自分の学力より低すぎた“という事もあるので、それを防止することもできます。
塾に通われていないお子様、通っているけど模試を受けたことがないお子様は模試だけの受験も可能です。
不安を取り除いて確実に合格できるお手伝いを、ACE(エース)はさせて頂きます。
兵庫模試は、ご自宅でも受験する事が可能です。
まずは気軽にご相談ください。